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午前 0715
気がついたら僕はソファーの上で目が覚めた
あぁそうか、・・・2度寝しようとソファーで座って寝ていたんだっけ
「あ、ひー君起きたんだ」
「・・・あ、おはよう穂波(ほなみ)」
先のキッチンから制服エプロン姿の穂波
穂波は昔からの知り合い・・・というより幼馴染だ
お皿をテーブルに並べていた所だったようだ
ということは朝ご飯出来たんだ
「ひー君は本当に寝るのが好きなんだねぇ?」
「そ、そうかな?」
「だっていつも気持ちよさそうに寝てるんだもん、寝顔見ててわかるよ?」
「え?そうなの?ちょ、ちょっと恥ずかしいな・・・」
「でも制服着たまま寝るのは駄目だよ?制服にシワが出来ちゃうからね?寝るなら上着だけでも脱ぐようにね?」
朝から怒られてしまった
「ごめん・・・気を付けるよ」
「よろしい、じゃあご飯食べよ~」
「うん、じゃあいただきます」
合唱してお箸を手に取った
今日はベーコンエッグだった
うん、美味しい
「そういえば姉さんは?」
「う~ん・・・まだ寝てるみたい、夜中遅くに帰って来てたからまだ起きないと思うよ」
「そっか・・・でも学校大丈夫なのかな?」
「さっきメールで今日学校休みだよって来てたから大丈夫だと思うよ」
「そうなんだ、じゃあ今日は晩御飯一緒に食べられるかな?」
「その時間だったら起きてると思うから大丈夫だと思うよ~」
「だったらいいな」
姉さん・・・詳しい話はまた今度で
会話しながら食べていたらいつの間にか時間が経っていた
「あ、もうこんな時間なんだ」
「じゃあそろそろ学校行こうか、急いでお皿片付けるから手伝って~」
「うん」
食べ終えたお皿をキッチンのシンクまで運ぶ、そしてそれを穂波が手際よく洗う
8時半から学校だから遅刻しないようにしないと
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