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「本当に…いいんだね?今なら…まだ間に合うよ?」
「いまさら、何をって質問ね。このままじゃこの子は壊れてしまう…見過ごせないじゃない」
「でもさ、バレたら怒るんじゃないかなぁ~?この子…君はいいとして、僕嫌だよ?痛いの」
「アタシだって嫌よ!なんでアタシはいいのよ!?勝手にMにしないで!それにこの子はそのくらいのことで怒ったりしないわよ!」
「え?君、Mでしょ?それにそのくらいって…結構なことだよ?これ…?まあ、あの時から僕よりずっと見てきた君が言うんだ…そうなんだろうね…けど…」
「アタシのどこがMだっていうのよ!?アンタぶっ飛ばすわよ!?もう!…で?けど、何よ?」
「…いや、真面目な話さ…この子を…これ以上…傷つけることに…ならないかな?」
「っ…!大、丈夫よ…きっと…この子は…傷つきやすいけど…強いから…今回だって…きっと…けど、見てられないのよ!それに…きっと…このほうがこの子は…幸せになれるわよ」
「だよねー。んじゃさっさとやっちゃいますか。君のデレも見れたことだしー。愛されてるねーヒューヒュー」
「んなっ!?真面目な話じゃなかったの!?なによ、デレって!?いつ、何時、何分、何秒、地球が何回回った時、アタシがデレたってのよ!?答えてみなさい!」
「はいはい。お子ちゃまは退室のお時間でちゅよー。いい子だからお外で遊んでてねー。それとも…見たいの?お ま せ さ ん な の ね !」
「うきゃあぁぁぁぁ!!アンタなんか大っ嫌いよー!!」
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