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渡された衣服をいそいそと着替えつついい変態に格付けが上がったイケメンとの会話を続ける。
「幾つか確認したいことがあるんだがいいか?」
「…ミチャッタ…ミチャッタ…オモイキリミチャッタ…」
「なんだい?僕のスリーサイズが知りたいのかい?仕方ないなぁ。上から…」
「まずあんた達は誰だ?」
「スルーは酷いなぁ。変態呼びされてるから折角ノってあげたのに。誰って、なんとなくはわかってるんだろ?」
「ワスレナキャ…ワスレルノ…ワスレサルノヨ…」
「…種族って意味なら幾つかは、な。今ので大体確信したが…それもだけどあんた達二人の名前が知りたいんだよ」
「イッソケス…?ケセバノーカンヨネ?…ウン、ケソウ!…ケス…イマスグケス…!」
「ああ、成る程ね。翼を出してなかったから確証がとれなかったのかな?その通り僕達は神だよ
僕が【夢と幻想の神】のムゲン。
あそこで羞恥でおかしくなって君を抹殺しようと考えてる彼女が…
【愛と平和の神】でラピスって娘だよ。
九鬼御門 司(クキミカド ツカサ)君。
…さて、着替え終わったなら逃げたほうがいいんじゃないかな?」
「やめろ!言うな!見ないように、聞こえてないふりしてたんだから!神様なのにどんだけ初なんだよ!?あのラピスとかいう女神様!
うわっ!こっちきたー!
ぎゃーっ!
?なんだそのでっかい火の玉は!死ぬ!そんなん当たったら消し炭なるから!」
「うっさい!死ねえぇ!汚物は消し去る!乙女のアタシにあんなモノ…あんな………うがあああぁぁ…!!」
「うおおぉ!?ちょっ、投げんなあぁぁぁぁ!?
これのどこが平和の神様!?
助けて!ムゲン様!!」
「アッハッハッハ!散々僕を変態呼ばわりした罰だよ。今頃、様付けされてもねぇ。頑張って。あー…お茶が美味しいねぇ」
「あんた性格悪いな!?変態のうえに性格悪いって最悪だな!!
って、うわっ!?大量の火の玉飛んできたー!?!?
ちょっ…待っ…
あんな弾幕避けら…
イヤアアァァァ………!!!」
チュッ…ドーン…!!!
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