第1章

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 <伊藤 side>  やっと撮影が終わった。  今はとにかく宇野ちゃんに会いたい。  すると遠くのほうから天使の光が・・ 伊「宇野ちゃん?」 宇「ちあきー!」  天使が私のほうに走ってきた。 伊「宇野ちゃん大丈夫だった?」 宇「うん。にっしーがいてくれたから(ニコッ」 伊「そーなんだ。にっしーありがとね!」 西「・・・っえ あ いいぇいいぇ」  にっしーはなんか隠していると思う。 ス「宇野さーん。ステージに入ってください。」 宇「はい。千晃、にっしー、行ってくるね!」 伊「うん。頑張って~」 西「おう。無理すんなよ。」 宇「はーい」  やっぱりにっしーがへん。  宇野ちゃんになんかあったんかな?  今はにっしーと2人きりだし聞いてみようかな・・・ 伊「ね?にっしー?」 西「うん?」 伊「なんか私に隠し事してない?」 西「・・・・・」 伊「本当のこと言って?」  宇野ちゃんに口止めでもされているのかな?  でも宇野ちゃんのことが心配なんだ・・  お願い。ほんとのこと教えてよ。 西「実はね・・・・」  すごい頭痛のことも、嘔吐したことも、私に言わないでってにっしーに頼んだことも。  楽屋でのことを全部聞いた。 伊「そんなことあったんだ・・」 西「うん。なぁ千晃?」 伊「うん?」 西「宇野ちゃんは千晃のこと、好きだと思うよ。」  恋人としてじゃなく、メンバーとして好きでもいい。  にっしーの言葉を聞いて私は決めた。  私が宇野ちゃんを守る。・・と 伊「うん。私が宇野ちゃんを守る!」 西「うん。なんかあったら他のメンバーにも頼れよ!」 伊「うん!」
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