第1章

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<宇野 side> 伊「実彩子~。そろそろ家帰ろっか?」 宇「うん。」  そう言って千晃は私の荷物を持ってくれた。 宇「いいよ。自分で持てる。」 伊「いいの!私が持つ。」  千晃はとてもやさしい。  でもね、たくさん迷惑をかけちゃうと私のこと、嫌いになっちゃう。  千晃とはこの関係のままでいたいからもう少し自分でがんばるね。 宇「でも・・・・・」 伊「実彩子は調子良くするのが優先でしょ?(ニコッ」 宇「ありがとっ」 伊「いえいえ!」  今日だけは甘えていいかな・・・・
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