第1章

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<伊藤 side> 伊「おじゃましまーす!」 宇「はーい(ニコッ」  部屋が散らかっている。  今日仕事行くときに頭痛がきたんだろうな・・・ 伊「実彩子の家広ーい!」 宇「いやいや・・部屋は散らかっているけどね。」 伊「いいのいいの!それより実彩子お腹空いたでしょ?」 宇「・・・・・」 伊「迷惑なんかじゃないから言っていいよ(ニコッ」  きっと実彩子はなんでも迷惑だと思い込んでなんでも自分でしようとしてるんだ・・・  だから私が実彩子の気持ちをしっかり考えなきゃ。 宇「・・・・お腹・・空いた・・・」 伊「はい。よく言えました!実彩子、お風呂まだでしょ?」 宇「うん。」 伊「じゃ~先にお風呂入って。その間にご飯作れるから(ニコッ」 宇「ごめんね・・・ありがとっ(ニコッ」  私、料理できるんだよ。すごいでしょ。  実彩子、大丈夫かな・・・・  いつか壊れてしまいそう。  でも大丈夫だよね。  だって私が守るんだから・・・
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