叔父さんとハニーな僕

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僕が、両親と住んでたマンションから車で20分かからない所に叔父さんが一人で住んでるマンションがある。 最初、連れて来られた時はただ呆然とマンションの高さと豪華なエントランスに驚くばかりで慣れればそれが普通に思える。 「祐貴、朝食食べるよ。」 「はい。」 叔父さんは、スーツに着替え椅子に腰をかけて座る。スーツを着るとさっきまでの悪戯好きな叔父さんとは違って仕事モードになる。 「祐貴、僕の顔に何かついてるのかい?」 「いえっ、そうじゃないんです。ただ・・・」 叔父さんのオンとオフモードにまだ慣れずに、みとれていたなんて言えるわけが無い。そんな事言ったら叔父さんにまたからかわれる。 「ただ・・・何?」 席は、僕と向かい合わせで叔父さんは笑顔で嬉しそうに聞いてきた。僕の心を見抜いてるかの様な言い方だった。 「遅刻しますから早く食べて下さい。」 「祐貴は、冷たいね。そんな所も可愛いよ。」 「お弁当、此処に置いておきます。それと、今日からバイトなので夕食作りに帰ってから行きます。」 「バイト?僕は、聞いてないよ。」 叔父さんに話すとバイトさせてくれないのは分かっていたから言わなかった。叔父さんは、僕を甥っ子ではなく嫁にしか思って無い程の過保護だから。
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