第零交 混沌世界への旅立ち

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「……うん……んん?」 眠っていると何やら違和感を感じる僕『天駆ソウマ』。普通の一般人ですハイ。 何か変だな。金縛りかとそう思ったけど、体が動くから違う。 ゆっくり瞼を開けていくと……。 「へ?」 色々な色の光が揺らめいていて周り全てを構成していた。 僕はそこに浮いている。昼寝をしたままの格好で。 「な、なんなんだココ……?」 辺りを見渡すが何処を見ても虹色の光が揺らめく光景だけ。 ……一つ分かるのは、ココは僕の部屋じゃない。間違いない。 なんだこの虹色空間。 なんか、どっかで見た事ある様な、ない様な……。 そう自問自答をしていると、目の前に白い光の球の様なものが現れ、驚く前にそれが人の形を成していった。 ぐにゃぐにゃと形が変わり、目の前に現れたのは……。
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