詩名のお話

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─ 放課後 ─ 今日は結局3時間めからのご出勤。 登校が正しいけどクラスメイトに ゙ 社長出勤~ ゙ってからかわれたりするもんだから、すっかり私もそう思うようになってしまった。 あ、でもそれなら私は社長って事?ミオルはそうするとなんだ?・・・思わず ゙ 愛人 ゙ とか考えた自分にちょっとげんなりした。 ミオルも私も、もう少し真面目に学校来ないとヤバい気がする。色々。 もうバレバレだから隠す気もないけど、すっかり噂の二人だし。 そういう周りの目もあるけど、先生達に目をつけられつつあって、それはホント困る。 で、今の私はというと部室に顔を出す気になれなくて、机につっぷしてウトウトしている。 西日の眩しさに、思わず窓から顔を背ける。 ゙ 一緒に帰ろうね ゙としつこい位に何度も言いながら、自分の部活に行ったミオルの事をほっぽって帰るのも気が引けるのでこうしてだらだらしてる。 気が引ける、というのは悪いなって思う感情よりも、そうした時のミオルのめんどくささが勝っているというのは内緒だ。 ゙ あーちょっと寒くなってきたなぁ ゙って思い出した頃、教室に誰か入ってきた。 窓から目を背けていたせいで、がっつり目が合う。 1年生だった。2年生の教室に何か用が有る・・・訳はない。 ちょっとこれはまた、めんどうな事になる予感が・・・
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