詩名のお話

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「 ぁ・・・っん・・・しぃちゃ・・・っん・・ 」 午前7時50分ちょっと過ぎ。 『 ヴヴヴヴヴヴ・・・・・ 』         ヨシノ ミオル クラスメイトの吉野 美織が足元で身体を震わせてる。 甘く淫らな声と、くぐもったモーター音が私の部屋に響く。 空気の澄んだ真冬の朝に、まったくもって似合わない光景。 両親が朝早くに出勤するのをいいことに、私は意外とやりたい放題。 いや゙ やりたい放題 ゙っていうのは、この場合なんだかとってもいけない言葉のチョイスな気がする。 うーん・・・。少しは響きが柔らかくなる気がするから゙ いたす ゙に言葉を置き換えるかな?なんて考える。 でも、こんなふうに゙ いたしたい放題 ゙になっちゃうのは私のせいじゃ無いと思うんだけど・・・ ゙ あぁ、きっと今日も遅刻だなぁ ゙と心の中でぼやきながら戸建の2階、自室の窓から外を眺める。
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