詩名のお話

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ミオルは黒色の薄いレースのブラの上から、生地を押し上げるように少しだけ膨らんだ部分を撫でだした。よく見ればその小さな膨らみは、レース越しに淡い色が透けている。 輪郭と色だけが見て取れる隠された部分に、ミオルの快感が集中していくのがわかる。浮いた腰を大きくうねらせながら、レースが擦れる感覚すらも愉しんでいるみたいだ。 そのうち焦れるようにブラをずらすと、なだらかな膨らみを露わにした。 そしてその先でツンと張りつめている、極薄い桜色をした部分を指先で弄びだす。最初は指先で控えめにはじくように弄っているだけだったのに、今はつまみあげては押し込んで、またつまみあげて・・・・すっかり夢中で忙しい。 「 しぃちゃん・・・しぃちゃ・・・んっ・・ぁふっ・・ぁっ・・・」 ミオルはこういう時、何度も何度も私の名前を呼ぶ。 まぁ、それはミオルだけじゃない気もする・・・ 私は女子高という女の子ばかりの環境で、好意を寄せられる機会が妙に多い。その機会の多さば 学園七不思議 ゙とかにしてもいいんじゃないか?と思える位。 でも実は私に寄せられてる感情って、きっと一時の気の迷い程度のものなんじゃないかな?と思っている。いつか忘れ去られる感情。もしそうじゃ無くてもせいぜい学生時代の思い出の一コマとか。 で、私はたまたまその対象になっちゃった人。 ゙ まぁいいか ゙ そんなふうに流されるままにいたら、こんな事になってばかりで・・・困っているような、いないような。 「 ミオル、ねぇどうして欲しいの?言わないとしてあげないよ? 」 つま先に、慎重に力を込める
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