◇◇ 第4章 海外事業部 - 2 ◇◇

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そもそも、言うことなんて何にもない。 ただ……ペースに乗せられただけ。 またまた私は、簡単に彼の手のひらに乗ってしまったようだ。 「はぁーーーっ」 わざと大きなため息を吐き出して心を落ち着かせると、白石部長は、さらに楽しそうに笑顔を向ける。 「来週から、よろしく頼むよ」 どうみても、分が悪い。 ”OK!BOSS!” 私は、素直に笑顔と返事を返した。
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