638人が本棚に入れています
本棚に追加
「よかったじゃないですか。尊敬出来る方の下で働けるなんて」
「うん。だから、明日の上海は、絶対に成功させたいんだよね。優輝さんに認めてもらいたいって言うか……」
瞳を輝かせ、熱く夢を語る男性は、誰でも少しは格好よく見えるんだなって、感心しながら眺める。
「あっ!俺は、両刀って訳じゃないからね!」
「そんなプチ情報要りませんから!」
ニヒヒ……なんて、なんだか上手い事言った!って感じの表情を浮かべた足立さんを、一瞬で刻んだ。
ーー夕方
「大丈夫か?足立」
最初のコメントを投稿しよう!