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園さんからは、そんな事は聞いてない。私は、そのまま耳を傾けた。
「もし、君に美紅との『縁』があれば、必ずもう一度巡り合える。そして、誤解も自然と解けるだろう。
ただ、今は、その時ではない。
君自身が、本当に美紅の事を思っているのであれば、今のまま、まっすぐに想いを捧げ、男を磨いておけばいい。
そうすれば、神さまは、必ずもう一度チャンスを与えてくださるはずだ。
その時に、きちんと勝負するんだなってね」
ーー園さん……
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