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驚きでフリーズしたまま声の出ない私を、さらに柔らかな微笑みが迎える。
「いえ、おはようございます」
「んっ。それに、今朝は、なんだか雰囲気違うね」
スッと、優輝さんの視線が全身に動き、私の顔に戻って来た。
「そ、そうですか?」
「うん。なんだか女らしいって感じかな」
ーーうぐっ……
普段なら、『セクハラですよ!』と、言い返すところが、言葉が出ない。
「大丈夫か?」
「全然、へっちゃらです」
素知らぬ顔しているけれど、実は、お出かけ用に買っていたお気に入りのフレアスカートを穿いて来ていた。
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