◇◇ 第18章 星空の贈り物 ◇◇

17/28

616人が本棚に入れています
本棚に追加
/37ページ
いつも返される言葉は、温かなものばかりで…… さりげない優しさは…… 心に沁み入るものばかりで…… 今さらながら『好きだ』という想いを再確認してしまう。 『もう、俺に隠し事はするな』……その言葉が甦る。 ーー今ならきっと、全て優輝さんに話せる。 覚悟を決めた私は、はちきれそうな緊張の中、思い切って口を開いた。 「優輝さん……」 「んっ?」 「あの、私……田所さんにまた一緒に働かないかって言われちゃいました」 「……そっか」
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

616人が本棚に入れています
本棚に追加