◇◇ 第18章 星空の贈り物 ◇◇

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ーーあと、もうひと言……あと少し、頑張れ私! 「そして……」 『あなたが好きです』 そのたったひと言が、寸でのところで言い出せない。 心臓が口から飛び出そうなほど、ドキドキと身体が全身で脈を打つ。 「今夜のパーティは、早川が一番綺麗だったな」 「えっ!?」 話しすべてが完全スルーされた驚きで、思わず優輝さんを見上げた。 「綺麗だよ」 その言葉は一瞬心臓を止めるほど衝撃で心を射抜き、呼吸もままならい。 「そ、それはきっと、このドレスのおかげです。 訳アリの、あしながおじさんからのプレセントでして……」
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