◇◇ 第18章 星空の贈り物 ◇◇

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「気に入ってもらえた?」 「も、もちろんです!」 「ならよかった」 ーーあぁ、恥ずかしくて優輝さんの顔をまともに見ることはできないけれど、今なら…… 「でも……」 「でも?」 「はい、実は……」 一瞬ためらわれた所で、更科さんの言葉が私の背中を押す…… 『勇気をあげる』 私は、ゆっくり瞳を閉じ、心を落ち着けた。 「もし、願いが叶うなら、ほんとは……もっと欲しかったものがあります」 「んっ?なに?」 私はゆっくりと優輝さんを真正面から見つめた。
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