第6章・溢れる涙と優しいキス

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私は景太の真剣な眼差しにドキッとする。 だが平静を装って尋ねた。 「何?」 「俺、美羽とは別れました」 景太の言葉を聞き、身体に緊張が走る。 理由を知るのが恐い気がした。 私は一呼吸置き、残念さを露にして言う。 「そうなの? お似合いだったのに」
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