第7章・初恋の同級生

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思い出に浸りながらコーヒーを飲んでいると、メールが届いた。 送信者が真子だと分かり、私の心は弾む。 『今日は由布香に会えてビックリよ! 嬉しくて早速メールしちゃった。近いうちに会おうね。みんなにも声かけて、集まれる人を呼んでもいい?』 メールを読んだ私はウキウキしていた。 こんなにも華やいだ気分は本当に久しぶり。 私はすぐに返信を打つ。 『真子、ありがとう! もちろん真子にも、みんなにも会いたい。集まれたら本当に嬉しいな。凄く楽しみです』 送信ボタンを押しながら、思わず笑みが漏れた。
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