第7章・初恋の同級生
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陽生君の登場で、場はパーッと華やぐ。 陽生君には一瞬にして人を惹きつけるオーラがあった。 その輝きは少年時代と変わっていない。 いや、松井君が言った通り、さらに磨きがかかっている。 「みんな待ちに待ってたぞ。特に女子は」 松井君がからかうように言った。 陽生君は笑いながら、空いていた一番端の席に座る。 松井君の隣で正面は真子。
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