第7章・初恋の同級生

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すかさず松井君が突っ込んだ。 「陽生だって懐かしい人だよ。クラス会に来たのは10年ぶりじゃん」 「もう10年か……」 「でも陽生君は変わってない! 相変わらずカッコイイ!」 綾が堂々と陽生君を褒めた。 「綾ちゃんも変わってないよ。みんな変わってない」 陽生くんはそつなく対応し、言葉を続ける。 「みんなは今、何してるの? 自己紹介してよ」
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