第7章・初恋の同級生

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「せっかくだから連絡先を交換しよう」 クラス会がお開きになる頃、陽生君がみんなに向かって言った。 「そうだね。またちょくちょく集まろう」 今野君が賛成し、みんなで連絡先を教え合った。 こうして無難に終わったクラス会。 解散後、私は真子と成美の三人でタクシーに乗った。 男性陣はもう一軒飲みに行くようで、綾はそっちに付いて行った。 子供のいる真子と成美は無理で。 私は綾と一緒に行きたかったけれど、何となく気が引けて行けなかった。
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