第8章・恋の始まり

13/23
前へ
/23ページ
次へ
「俺の取引先で外資系企業が結構あるんだけど、会議の資料なんかでもいいの?」 「もちろんよ!」 私は嬉しくて、興奮した声を出していた。 仕事を貰えるのも有難いし、陽生君と繋がりが持てて嬉しい。 「それなら紹介できるよ。ギャラもなるべく優遇してもらえるように頼むから」 「そんな、ギャラなんて気にしないで! ブランクがあるし、期待に応えられるか私の方が不安なのに」 「わかった。じゃあ仕事の量も少しずつの方がいいのかな?」 「そうね。本当はバリバリやりたいけど、慣れるまでは焦らず丁寧に進みたい」
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

62人が本棚に入れています
本棚に追加