第8章・恋の始まり

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「え、えっ?」 思ってもみなかった誘いに声が上擦る。 「由布香ちゃんは『翻訳の仕事が欲しい』って言ってたよね? もしかしたら力になれるかもしれないから」 「ほんとに?!」 信じられない気持ちで思わず叫んでいた。 驚きと喜びが大き過ぎて、どうにかなってしまいそう。 「期待させて役に立てなかったら申し訳ないんだけど、とにかく一度会わない?」 「会いたい! 絶対会いたいからお願いします!」
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