第11章・浮気の真実

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私は門と玄関の鍵を開け、理穂を家の中に入れた。 理穂は靴を脱ぎながら、恐縮した顔で言う。 「おじゃまします。すみません、夜分に」 「呼んだのは私だから。翔君は大丈夫なの?」 「親しいママ友に預かってもらいました。11時までに引き取れば大丈夫です」 「ずいぶん遅いのね」 「たぶん翔は眠っちゃうと思いますけど」 私は理穂をリビングのソファーに座るよう促した。
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