第15章・嫉妬-2

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「良かった。食後はコーヒーでいい?」 「うん。ありがとう」 私たちは本題に入る前の穏やかなひとときを過ごしていた。 コーヒーを飲みながら、陽生君が切り出す。 「ご主人との話し合いはどうなったの?」 私は夫と話し合った内容を伝えていく。 陽生君は私が話し終えるまで、真剣な顔で聞いてくれた。 そしてすべてを聞いた時、「そうか」と呟いて思案顔になった。
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