第15章・嫉妬-2

3/40
前へ
/40ページ
次へ
陽生君は松井君に話を合わせる。 「このサクサクした生地が美味いよな」 「そうそう。あとさ、ピザはやっぱりマルゲリータだよな」 「俺はシーフードなんかも好きだけど」 「いや、ピザはマルゲリータ」 他愛もないピザの話題にしびれを切らしたのか、綾が会話を遮る。 「由布香、さっきの続きを聞かせて」 綾の声で陽生君と松井君の会話が止まった。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

80人が本棚に入れています
本棚に追加