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メールを打っている最中も、送った直後も気持ちは昂ぶっていた。
『愛してます』という言葉も自然に書いていた。
陽生くんは眠っているのかな……。
真夜中だからすぐの返信は期待していなかったけれど、数分後に返事が届く。
『ありがとう。本当に良かった!
アメリカで待ってるから!
それまでお互い頑張ろう。
由布香を愛してます』
読み終えた瞬間、一気に涙が溢れ出す。
ちゃんと心が通じ合っているのを感じ、嬉しくてたまらない。
洗面所の蛇口を捻り、勢い良くお湯を出す。
泣き顔を洗おうとするが、涙はあとからあとから流れてきた。
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