第21章・決意

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私を誘う陽生君の笑顔は太陽のように眩しい。 一点の曇りもない青空と、明るい太陽と、爽やかな風の似合う人。 陽生君のまっすぐな男らしさは、子供の頃と少しも変わっていなかった。 「ありがとう。でも、それはやめとく」 「そっか。うん」 陽生君は何かを言いたそうな顔をしたが、それ以上は誘ってこなかった。 校庭では集まって来た少年たちがサッカーの練習を始めている。 「じゃあ、そろそろ帰るか」 「そうね」
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