第21章・決意
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ホームへ降りた私と、電車の中にいる陽生君。 二人を隔てるドアがゆっくりと閉まる。 私たちはドアのガラス越しに見つめ合っていた。 声は聞こえないけれど、陽生君は唇の動きで伝えようとする。 「連絡してよ!」 私が頷くと同時に、電車は走り出した。 視界から完全に消えるまで、私は心の中で叫んでいた。 「幸せになってね!」
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