第1章

4/4
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
和哉は大学でイタリア語をとっていたからペラペラなのを思い出し仕事モードに切り替え 初めて見る和哉の仕事モードに時の流れを感じてしまっていると 食事が進みお酒を勧められ張り切って飲んでいたらフライトの疲れからか普段より早く酔い始めてしまい御手洗いからでると和哉がドアの前で立って 『梨香昔とちっとも変わらないね疲れてたり、体調悪くても他人に心配かけまいとギリギリまで頑張るとことか』 そう言えば昔も同じような事あった あの時は倒れて和哉が運んでくれたっけ なんとか食事会は和哉のフォローもあってうまくいった 明日には後藤さんが来る あともう少し一人で頑張ろう そして翌日ローマの建築物を一人で見て回った ローマは1日にして成らずという言葉もあるように長年の努力を感じることができ何時間でも見ていらると思うような建築物が イタリアの人が愛するジェラートを食べながらつくずく思う偶然イタリアに来ることになって和哉と仕事のクライアントとして会う私たちが離れていた5年間でこんなことになるっているなんて5年前の私は想像してなかった 私達は別れた時はまだまだ自分の人生において重要な土台をつくりかけていた時でお互い夢があった 地に足つけたい時期だった あの時のことを考えていたらふと思い出したことがあったなんで和哉がイタリアにいるのか 私達は付き合っていた頃約束をしていたいつか二人でイタリアで仕事しよう あの日の約束覚えてたんだ和哉は そしてあるやくそをした私は思い出し向かった 観光客が多くいるトレビの泉 和哉はローマの建築物でトレビの泉が一番好きだった トレビの泉を二人で見ようと 人混みをかき分けやっと見つけたこの手を私はもう二度と話したくないと思った 和哉はずっと私より年下と言う劣等感があり 自分が不甲斐ないから私と別れる事になったとずっと自分を責め和哉は私に吊り合う大人になろうとして私と別れる事を認めてくれた事をこの日はじめ知った 私たちは時が経って自分たちの夢も叶い今は2人で幸せにローマで 暮らしています。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!