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『なんだよ、君は。あれか?あれなのか?』このよくわからないテンションの彼。
局長ことゴツイあごこと近藤勇である。
『本当に誰君は?グラサン……タモリ!?もしやタモリ?』
『ちげぇよ馬鹿。古代だよ。グラサンかけてるのは眩しいの苦手だからだよ』
『グラサン……ネオ?マトリックスのネオか!?』
『ちげぇつってんだろ、あご。人選ミスったわ』
『ミスった?マリックだったか。ハンドパワー?』
『えぇ近藤勇さん。本をよくお読みになると聞いたんすけど』
『本?読むよ。司馬遼太郎さんの小説いいよね』
『お前の時代に無くね?』
『ぶっちゃけマリックとかマトリックスもねぇよ』
『まぁな』
『ぶっちゃけこの小説ぐだぐだだしな』
『じゃあ近藤勇のベスト5いってみよう。第5位!!』
『功名が辻。戦国時代を生き抜いた山内一豊の生涯を描いた作品。大河ドラマにもなったよねぇ』
『幕末じゃねぇじゃん』
『いいだろ。これくらい』
『仲間由紀恵可愛かったよなぁ』
『いいこと言った』
『では第4位!!』
『北斗の人。江戸時代最強、もちろん俺の次にな、の千葉周作を描いた作品。坂本龍馬とかがでた千葉道場の創始者の話な』
『続きは次ページ』
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