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「今から仕事に行ってくる。
朝食はキッチンに準備してあるから。
絶対どこにも行くなよ。
冴の動きはスマホで監視しているから。
じゃ、行ってくる」
「いってらっしゃい」
直輝は行ってきますのキスをしてから出ていった。
今から直輝が帰ってくるまで時間はある。
なんとか、ここを出る方法を考えなくっちゃ。
私の動きは監視カメラで監視されていると言ってた。
でも、昨日、奈津子のノートを見つけたのは、まだ知らないみたい。
全ての場所をチェックしている訳ではないのね。
もう一度、奈津子のノートを取り出して読み始めた。
そして、ノートの続きに自分の事を書き始める。
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