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「あぁ、転けちゃって。どうすればいいのかわかんなかったから。とりあえず座ってみた」
「…そうなんだ(天然なの…? てか、脚、)」
綺麗だね
微かに聞こえた言葉に、ん?と聞き返せば
「脚、すごい綺麗。白くて 血の赤とのコントラストがすごい、色っぽい。男でこんなタイプの脚、初めて会った…」
「はは、それはよかった、(変態か、?)」
「と、こんなことしてる場合じゃなかった!手当してあげるね、」
「ああ、悪いな。ありがとう、あんたの怪我は大丈夫か?」
早速座った俺の足元に跪き、濡れタオルで血を拭き、消毒をしてくれているのに聞くと
「大丈夫、ちょっと捻っただけだし!湿布貼ってればーーっと、はい。できた」
意味もなく 目の前にあるつむじを見つめる。猫っ毛なのかなんかふわふわしてる
「おぉ、ありがとう助かった。じゃあ代わりに手当する」
「あ、まじ?ありがとー」
なんか、にこにこしてんな
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