第2章 体育祭の話

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「時間取らせてごめんな!怪我無理しないように!じゃ、また!」 「え、あ」 思い返してみれば、結構な変態行為をしていることに気づき 今更恥ずかしさが…… 急いで別れを告げ 保健室をでる でもまぁ、 「…かわいかったな、」 ほっぺた真っ赤にして、目は泳いでて、 「…なぁ~にが?」 「う、わ あさな…」 下駄箱につくと 段差に腰をかけ 三角座りをして丸まってる朝菜が 「朝菜、いたのかよ…」 「だって、くるの遅いし~。テントにもいないから 血でも見て倒れたのかとおもった、で。なにがかわいかったの」 「…なんもねぇよ、一人で手当すんのに手間取っただけだ。またせて悪かったな、もう平気だから戻ろう」 「…そ?なら別にいいけど~」
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