第1章

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「……いいからお前は教室帰れ、昼終わんぞ」 「あ、それなら大丈夫です。持ってきたんで!」 ご一緒させてもらっていいですか? とか聞きながら既にもう近くの椅子を引き寄せ、座っている 「あら、ゆっきー用意周到~さすが、脚への執着は半端じゃないね 」 「当たり前です。先輩の脚はドンピシャですよ?惚れ惚れします。一日一回はお目にかからないと」 お弁当の卵焼きを行儀良く箸で口に運びながら、ちらりと俺の足元へ目をやる やめろ変態か 「ちょ、先輩ひどい」 「あ?」 「すーくん口にでてるし、顔やばいよ。服に鳥の糞ついた時みたいな顔してる~」 鳥の糞ついたことねぇし 「……先輩だって最初会った時、変態みたいだったくせに…俺、初めてだったのに!」 「、ゲホッ…おま、紛らわしい言い方すんなよ?!」 大事なクリームパンむせたじゃねーか!
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