第1章

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「なぁ~んだ。なんかやらしいことでもしてんのかと思った~」 「…やらっ…?!」 「ふは、間違えた~。やらしいことじゃなくて、やましいこと だった すーくん焦りすぎ~」 …変に反応した俺が阿呆だった 「 先生きたから席戻れ」 「て言っても後ろだけどね~」 変な笑みを浮かべながら 席へ戻って行く( すぐ後ろだけど) 俺の周りは阿呆しかいないのか…… そういう俺も 阿呆だと自覚したばっかだけどな… 五限は化学、黒板の前に立っている教師はまだ若い。 名前、なんだっけな…浅川?浅野?そんな感じだった気がする… んなことより…眠い、 あいつが来たからいつもより 休めてないんだよ…… 寝ているであろう朝菜のシャーペンが背中に刺さっているが とりあえず、寝る……
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