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部屋へ戻ると湊は、俚乃を抱き締め涙を流した。
「お疲れ様です」
「これで、やっと俚乃を俺の妻に出来る。」
「引退しなくてもなったのに・・・」
「あっちで、モデル以外の仕事が来ら相談に乗ってくれる?」
「うん、当たり前じゃない」
そう、言いながら唇を交わす。
ゆっくりと、湊の長い指先が俚乃のワンピースのファスナーを下ろし、髪を一纏めにして逆側へと移動させると首筋に赤い印を残す。
「んっ・・・」
「抱いていい?」
首筋に唇を乗せたままの言葉にビクッと身体が揺らいだ。
「うん・・・」
早急に手が、スカートから入り込んで粘膜を擦りあげる。
「ひゃっあ、あっ!こ、ここで?」
「待てない・・・」
俚乃の手を、スーツへと誘いベルトへと手を置けば、外してと言わんばかりで、戸惑いながらも俚乃はベルトを外し、フックをずらすとチャックを下ろした。
「ん、上出来・・・俚乃も欲しい?」
「はっ・・・ん、ほし・・・」
「クスッ、積極的なのも、そそるね」
下着を少しズラして指先を滑らせもう片手で自分の力の篭った一部を取り出せば俚乃の身体を持ち上げた。
「えっ!?ちょ、湊!」
「しがみついて、このまま挿るから・・・」
「このままって!?ひうっ!?」
湊が俚乃を抱き上げ首に捕まらせると尻に置いてた両手をズラして重なる場所へ誘導してそのまま、俚乃の尻をゆっくりとおろしていく。
「あ、あぅ、んんんっ・・・や、みなっ力抜けちゃう」
「はぁ・・・んっ、俚乃の中温かい・・・もう少しだがら、しっかり捕まって」
「やっ、ちょ・・・あ、ああっ、」
俚乃の身体が、一気に熱に貫かれビクビクと身体を戦慄かせる中、湊が腰をゆるりと動かした。
「はっ、ああっ、落ちるっ」
「大丈夫、俺が抱いてる」
「この体勢苦しいよ、布団・・・いこ」
「ダメっ、もうまて・・・ない」
リズミカルに上下する俚乃の身体から、ワンピースが肩から抜け、ブラも肩からずり落ち髪は乱れて妖艶な姿を晒す。
「はっ、はっ・・・すげー中グチャグチャだ」
「言わないでっ!」
湊は、対面で抱きついてる俚乃を抱き上げてるようにしか見えないが、繋がった場所から零れる様に音が響く。
「俚乃、見て・・・」
出入口に置いてある、大きな鏡の前に移動し、俚乃が見える様に鏡の前に立った。
「っ!?」
俚乃が目を見開いたのは、湊に抱き抱えられ真赤になって頬を染め目を潤ませる自分が映ってた。
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