第三章 一日目

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「もう。  ダメよ!  アリスの親戚の人は、死にたくて死んだんじゃないんだから!」 「ごめん(>_<)」 「もう。」 「だって、何か、気がついたら言ってたんだもん!」 「何かって何?」 「わからない…。」 「はぁ…。  ここ最近、様子がおかしいし、変な独り言言ってるし…。  駅で、すっごくキョロキョロしてるし…。  どうかしたの?」 「……。」 「さっきの、瑠威斗って人と何かあんの?」 「そ…れは…ない…よ…。」 「じゃあ、誰をさがしてんの?」 誰を?…………………分からない…………。 「わから…ない…。」 「え…?」 「無意識だから…。」 「そっか…。」 「うん。」 本当は、少し心当たりがあった。 だけど、まだ気がつきたくなかった、 私は、私の思いに気づかないふりをした…。 「恋」今、何故か私の頭におもいうかんだ …。 それは………なぜ………?
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