第二章 恋

3/4
前へ
/23ページ
次へ
私がいつも通り駅で電車を待っていると、一人の男の人が目に映った。 彼は、いかにもモテそうで、モデルさんみたいだった。 (学校…一緒だ…) 偶然にも、私は、彼と同じ学校だった。 私が彼に目を奪われていたとき 「…リス~!アリス~!もうっ!ア・リ・ス!」 (はっっ!!) 「ごっ、ごめん(>_<)」 「も~♪別にいいよ♪でも、珍しいね♪ アリスが男子に見とれちゃうなんて♪」 私の親友の梨乃愛が声をかけた。  ……っ!?私が、男に見とれてた~!? 「ちょっと、何言ってんの!?梨乃愛!」 私が、驚き気味で言うと、 「えー♪本当の事言っただけじゃん~(*^^*)」 本当、この子ったら…。 そして、私は思った。 …私…見とれて…たんだ…。 いや!!違う!!ただ、足が長くて羨ましかっただけ!! 私は、首を思いっきり振った。 そしたら、梨乃愛が目を真ん丸に開いて、びっくりしていた。
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加