第三章 一日目

2/4
前へ
/23ページ
次へ
翌日、いつも通り電車を待っていると、 「る・い・と~!」 と、叫び声が聞こえた。 耳にイヤホンをつけていた私でも、正確に聞こえるくらいだった。 私は、、片方の耳のイヤホンをって声の方を見た。 (あっ(゜ロ゜)…) あの人だった。 ふーん(-.-)名前、瑠威斗って言うんだ~。 ま、私には関係ないけどね。 「ん?アリス?さっきから、瑠威斗とか関係ない とか。どうかした?」 「えっ!?声に出てた!?」 「ん~。何かぶつぶつ独り言的な感じで、下向い てたから。 所々聞こえた?的な?ヽ(^。^)ノ」 「的なって…。」 「で、どうかしたの?」 「ん~ん♪なんでもない♪」 「……そ♪ならいいや~♪」 ……今の間は……何だったの…だろう? 「最近、様子がおかしかったからな~。 アリス♪」 「えっ!?私、おかしかった?」 「えっ!?そうだよ~! 私、アリス具合悪いのかと思った~!」 そんなに、重症だったのか……。
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加