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ぽやーんとしよう。
二人でそう決めて、ファストフードで、ジュースをすすりながらぼーっとしていた。
疲れることがありすぎた。
でも、気分転換もしたいなあ…。
シズが不意に笑顔になった。
「どこか、服でも見に行かない?」
「いいよ」
僕はシズの服を見てあげた。
「こんにちは」
店の中にヒロミがいた。
「服、見にきてたの?」
「あ、ああ…」
「あ、ヒロミ」
「シズ」
「出よっか?」
シズが僕に言った。
「うん」
「あ…」
ヒロミが僕に何か言いたそうにしたが、それは外に出てくることはなかった。
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