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シズと、公園の芝の上に寝転んでいた。
「気持ちいいね」
「うん…」
「…ヒロミのこと、考えてるの?」
「昨日、なんだか無理してるみたいだったから…」
シズが起き上がった。
「気分、変えよう!」
僕らは街をぶらぶらしはじめた。
また、ヒロミに出くわした。
彼女は一人だった。
「仲よさそう。うまくいってるみたいね」
ヒロミが言った。
「うん…」
うかない様子でシズが答えた。
シズが急に笑顔になって言った。
「ねえ!三人でジュースでも飲まない?」
「うん!いいね!」
ヒロミも笑顔になった。
僕らはファストフードに入った。
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