第1章

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 シズと、公園の芝の上に寝転んでいた。 「気持ちいいね」 「うん…」 「…ヒロミのこと、考えてるの?」 「昨日、なんだか無理してるみたいだったから…」  シズが起き上がった。 「気分、変えよう!」  僕らは街をぶらぶらしはじめた。  また、ヒロミに出くわした。  彼女は一人だった。 「仲よさそう。うまくいってるみたいね」  ヒロミが言った。 「うん…」  うかない様子でシズが答えた。  シズが急に笑顔になって言った。 「ねえ!三人でジュースでも飲まない?」 「うん!いいね!」  ヒロミも笑顔になった。  僕らはファストフードに入った。
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