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中学生最後の夏ですから、子供の頃からずっと一緒に育って来て、これからもずっと一緒にいるんだろう。なんて思っていたけど、就職する者。他の高校に進学する者。と、最初の分岐点に現実味が出て来た頃。それがどんな事かの想像も出来ないで、まだ子供の延長線上にいた。釣りしたり、石投げしたり、食事が済んで、当時彼女のいた俺と修一と常ちゃんで、3㎞くらい離れた農協に戻る事にした。公衆電話から彼女に電話をする為に、道は一本道。毎晩、京都御所一周(約4㎞)を17分位で走っていたので、距離は気にならない。ただ舗装された綺麗な道路に外灯まではなかった。行きは夕暮れ。帰り道は真っ暗。とても1人では…と言うことで3人で出掛けた訳さ。
"行きはヨイヨイ🎵帰りはコワイ~😱コワイながらも通りゃんせ😢通りゃんせ~🏃"
パキューン。
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