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次の日。
京平たち一行はあの有名な摩周湖へバスで向かっていた
「まさか、灯火がね……」
浜田が驚いたように呟く
昨晩は好きな子の話で盛り上がり、灯火がその餌食となったのだった
ちなみに京平は金村の助けで餌食にならなかった
「うるさい。俺だって人を好きになるんだ」
直樹は珍しく照れている
「そういう浜田だって日村祥子が好きなんだろ?」
少し困っていた直樹に金村が助け舟を出した
そう、昨日餌食になった者はもう一人いたのだ
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