第4章 10年前

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 あれは、シェイラが6歳の時  母親が少し大きめの妖魔に襲われた。 「シェイラー助けてー」  母が叫ぶ。  シェイラは急いで駆け付けたら、母親に妖魔が襲い掛かっているところだった。シェイラが間に合わないと思ったので 「誰かママを助けて~」  叫んだ時、風が吹き鷲が飛んできて妖魔に体当たりした。  妖魔は蹴り飛ばされ母親から離れた。 「シェイラ、弓矢を飛ばせ。」  鷲が叫ぶ。  意味が分からなかった。  「弓矢よ来い!」と叫べ!  鷲が叫ぶ。  シェイラはわけもわからずに  「弓矢よ来い!」と叫んだ。すると  シェイラの手に弓が現れ弓先には炎がついていた。  「早く打て!」  シェイラは迷いながら弓をひいた。  その矢は炎をまとい一直線に妖魔に向かい妖魔を一刺し。  妖魔は苦しみ炎に包まれ倒れてしまった。 「えっ、今のは何だったの。」  シェイラは自分の手をみつめた。  これが不思議な現象の大きなことだった。  母親に近づきシェイラは私何なのと聞いたが泣くだけの母だった。  
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