二、翌日欲情。パンツなし?

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「俺も筋肉は自慢だから見せても良い。女になら」 「女ことばの私は駄目?」 「気持ち悪いってんだろーが! 消えろ! 俺は好かれるなら女がいい! 女がいい!」 男なんかと一線を越えるなんてありえねえ! 「んもう。経験ないくせに、なんでそんなに女にこだわるのよ。昨日、気持ち良かったくせに」 「ばっ 昨日のことなんかトイレに流して忘れたってーの!」 会話しつつも、ドアを閉める開けるの大攻防中だ。 頼むから諦めてくれ。 「私は忘れないわ。青葉ちゃんが私の手に放った温かな――恋心」 「きめえー!!」 物は言いよう、だが。 あんな液体を、存在もしない恋心に例えないでくれ。 気持ち悪すぎる。 「私が七歳の頃よ。貴方が初めて私を助けたのは、なんと! 三歳の頃だったんだから」 「突然何だよ。俺は三歳の記憶なんか残ってねーよ」 ふんっと鼻であしらうと、急にドアを引っ張っていた麗一狼の力が強くなった。 「私は忘れない」
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