二、翌日欲情。パンツなし?

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「ちょっと! 麗一狼さんの手を煩わせないでよ! いいじゃない。パンツぐらい自分で洗いなさいよ!」 「自分で手荒いとかダサ過ぎるじゃねーか」 「じゃあ、母さんが洗おうか」 ……どれもこれも嫌過ぎる。 「分かったよ、自分で洗う」 「外の水道で洗ってね。脱衣所の洗面台が汚れたら嫌だから」 「美砂、てめえ、いつかぶっ殺すからな」 なんで自分のパンツを、外の蛇口で洗うんだよ。 男バージョンのシンデレラ並に俺、虐げられてねえ!? 「可哀想に。私の家なら気兼ねなく洗いに来ていいからね」 それこそ、お断りだ。 だが、その日のうちに、美砂が洗濯板とバケツとたらいを百均で揃えて来やがった。 何でも揃える百均、一生恨むぞ。 「美砂も今は、受験やら反抗期で果敢な時だから、ちょっとだけ我慢してくれない?」 我慢も何も、――俺にだけだぞ。 親父が生きてたら、親父に反抗期してたってことか、あいつ。
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