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「コスプレなんか着て!!この警戒区域で!!
ちょっと署まで来い!!」
そういって、俺の腕をつかんで連れて行こうとする。
「ごめんなさい!!」
と隙を見て振り払いバイクに乗り、大急ぎでその場から離れる。
「待て!!」
ダァン‼︎ ダァン‼︎ キンン!
警察官が何発も発砲する。
さすがのライダーバイクもピストルの弾丸のスピードには勝てないのか、
何発か射撃された弾丸がボディをかすめる。
~帰り道~
さすがにこのご時世でも公道でコスプレまがいの格好でバイクにまたがっているのはかなり珍しいのか、通る人全員がなんだあいつ、と言わんばかりの顔で
通り過ぎていく。
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